ダイナミックプライシング 4パターンの価格決定の考え方

こんばんは、ロードローラーです。最近、ダイナミックプライシングについて話を聞く機会がありました。平たく言うとダイナミックプライシングとは「モノを売る人が価格決定したり、途中変更したりすること」です。

私が興味を持ったのは、どう価格決定するか?どう途中調整するか?という思考が代表的4パターンにまとめられるということでした。「そんなのCase By Case で臨機応変じゃないの!?」と最初は思いましたが、本質的には数パターンに分類できるのは面白いですね。

以下に講演で紹介されていた代表パターンをまとめました。

Demand Driven Pricing

事前調査で最適な価格を算出しようという発想。
顧客の嗜好(しこう)、競合他社の状況、自社の状況といった市場情報の分析に基づいて価格決定する。必要なデータを集めきれる保証もなければ、調査にリソースも必要であるため、手間や負担が大きい。大企業向けの手法と言われている。

Derivative Follower Pricing

とりえず売ってみてから最適価格を探すという発想。
実験的に価格を増減させてながら販売して、利益を最大化できる価格を探索する。この考え方の背後には、市場情報の網羅は困難なので試さないと分からないという潔さがある。

Penetration Pricing

導入が安い代わりに時間をかけてトータルで儲けようという発想。
低価格によって顧客を引き付け、スイッチングコスト高くすることで顧客を囲い込み、継続的に収益を得る。

携帯電話や格安Simがそうですね。2年間使う条件(囲い込み)で、初期費用がゼロ円みたいなキャンペーンもよくやってましたし。

SkimmingPricing

高くてもイイモノは売れるという強気な発想。
最初に高価格を付けることで初期に利益を上げて、価格を徐々に下げていくことで低い価格で購入する顧客も引き付ける。「今すぐ欲しい」と思わせる魅力・技術力・革新性が求められる。

一番に思いついたのはゲームソフトですね。WiiやDSも時間がたてばどんどん安くなりましたし。でも、ああいうものは発売と同時に欲しいので、やはり強気な価格設定でも勝負できる製品魅力があってこそですね。

 

う~ん、最初2件の例はなんでしょう・・・?だいたいの製品はどちらかには該当しているのでしょうけども。。。値段が変わらないものと言えばカップ麺やお菓子みたいな食品系でしょうかね。ならば値段がころころ変わるのは例えば牛丼とか?(あれはコロコロ変化する外的要因に沿って最適判断をしているだけで、探索する意図で価格変更しているわけではない可能性もありますが。)

価格決定と価格調節という行為はいずれも目的が儲けるためなので、利益最大化に向かってパラメータ(価格、需要、etc…)を調節すると考えたらアプローチはもっともっと山のようにある気もします。実際、まだまだ発見されていない戦略があるのかもしれませんね。

本日はここまで

シーズ起点の技術開発

こんばんは、ロードローラーです。今回のテーマは技術開発の進め方です。(ここでの技術開発とは「技術を市場の顕在的・潜在的ニーズに結び付けること。」と定義します。)

事業起案や製品企画の進め方を調べると「まずは顧客が本当に求めているものを見極める」といったニーズ起点手法がたくさん出ます。

ポピュラーな手法だし、理にかなった進め方ですが、そうだとしても技術屋さんはそれぞれにポリシーを持った担当技術があるわけなので、シーズ起点手法で進めざる得ない場面もあります。

例えば上司に「その技術は何の役に立つの?」と問われたときなど(´・ω・`)クヤシー

「それを考えるのは●●の仕事だろ!」と反論したくなる方も多いと思いますが、それで争っても仕方ないのでグッとこらえて、シーズ起点の進め方を考えましょう。技術を扱いつつ事業案まで見据えていたらスペシャリストとして成熟度が上がると思いませんか?

というわけでシーズ起点の進め方を考えました。

ポイントは技術とニーズの抽象度を揃えながら徐々に具体化していくことです。

例えば、手持ちの技術が「防犯カメラ画像から人物の入退室数をカウントする」の場合、既に洗練(具体化)済みなのでピッタリとマッチするニーズは見つけにくいです。そこでひとまず「画像から通過を検知する。」といったくらいまで抽象化します。

これにより「防犯カメラを使う。」「対象は人物。」「機能はカウント。」といった先入観が抜けて、抽象度が上がっただけニーズ調査しやすくなります

例えば「立ち入り禁止エリアへの侵入を警告するシステムなんてどうだろう?」または「人ではなく車は検出可能か?一方通過エリアへの自動車の侵入を警告するなんてどうだろう?」などとニーズ調査の方向性が出しやすいですね。

ヒアリングの結果、侵入警告システムの需要があったとします。ただし、複数人が同時に来ても検出可能であることが必須だと判明したとします。このようにニーズ調査が進んだら再度技術を突き詰めます。「入退室カウントができるくらいだから侵入検知も可能だろう。ただ、複数人同時はできるだろうか?」と検証するわけですね。実現するまでの技術的な壁を乗り越えられればそれが競争優位性になります。技術屋さんの腕の見せ所ですね。

で、技術が突き詰められれば再びニーズ調査に戻ります。今回は技術を突き詰めた成果として「複数人同時の侵入検知は可能。ただし、カメラで上方から撮影する必要あり。」という成果が出たと仮定します。このように技術的制約ができるとニーズ調査の方向性がさらに定められてきます。「その制約条件でもokか?」「マズいとしたら何が問題か?」「屋内の顧客にターゲットを絞るか?」とニーズ調査を実施して、このようなサイクルを繰り返して徐々に事業案を具体化していきます。

どうでしょうか?あわててpptで一生懸命事業案を書いても、1発でクリティカルヒットすることは稀です。このような進め方がストレスなく無駄も少ないと私は考えます。

研究開発と技術開発と商品開発の違い

こんばんは、ロードローラーです。今日は日頃の疑問を解消したく、チクチクと調べごとをしていました。

ここ1年ずっと気になっていたのが次の言葉の意味。

 ■研究開発(Research and development)←わかる
 ■技術開発(Technical development)  ←わからない
 ■商品開発(Product development)     ←わかる

コレはけっこう人によって認識が異なるところではないでしょうか。

組織のように人がたくさん集まる場所では、同じ単語を各人が異なる意味で使ってしまうと混乱が生じます。そうなると納得感がないまま、最後には一番声のデカい人の意見が正とされる乱暴な多数決が生じます。

というわけで、正しいか否かよりも、まずは相手の言葉の定義を正確に伝えられるように整理してみました。

 ■研究開発:調査・研究・検証により優位性ある技術を得る。
 ■技術開発:技術を市場の顕在的・潜在的ニーズに結び付ける。
 ■商品開発:具体的な商品・サービスを作る。

この分類でいくと技術開発で作るものって事業案なわけで、『技術』って名前につくけどppt作る仕事が多いのも納得感あるなー(棒読み

あなたを家電に例えると?の対策を考えてみる

就職活動でよく聞かれる「あなたを家電に例えると?」という質問。この質問自体になんの意図があるかはさておき、ネタだしに苦労している人は多いのではなかろうか。

私は残念ながら(?)就職活動中に「あなたを家電に例えると?」と質問されることはなかった。もし、尋ねられたらなんて答えただろうか・・・

というわけで、ちょっと興味がわいたのでどんなものがあるのか調べてみた。よくあるパターンは以下のあたり

  • ルンバ:自ら考えて行動するから
  • パソコン:時代の変化に合わせてバージョンアップしていくから
  • 冷蔵庫:いつもクールだから

自分でもネタだししてみた

  • 体温計:ちょっとした変化に気付く心配りができるから
  • 活動量計:目標に向かって1歩ずつ努力を積み重ねていくから
  • 体重計:現実と向き合い自らを律するから

ええやん(・ω・)ドヤッ

他には

  • BIG MUFF:周囲の人々に元気とエネルギーを与えるから

とかどうよ?