戦略仮説の立案方法

とあるコンサル企業によるイノベーション戦略構築研修なるものを受講しました。貴重な学びの機会だったのでメモ書きを残します。今回はpart2で「戦略仮説の立案方法」をまとめます。(part1はコチラ

先に結論を申し上げると、戦略仮説の構築は「構造化」「戦略設計」「具体化」の3ステップです。

ただし、戦略仮説の構築に正解は無いですし、メソッドは山のようにあります。なので、ここで紹介する内容は「それなりに有効だと思われる手法の1つ」だとご理解ください。これは言い訳をしているのではありません。絶対的なメソッドが無いことをちゃんと理解いただきたいからです。

1.「構造化」

第1ステップではターゲットとする市場を構造化します。これには5Force分析、3C分析、バリューチェーン分析が有効です。目標は、

    1. 大まかにターゲットとする顧客や市場を決める
    2. 顧客が価値を手に入れるまでのバリューチェーンを洗い出す(OUTPUT:バリューチェーン)
    3. 顧客のセグメントを細かく分解(OUTPUT:顧客セグメント)
    4. バリューチェーンのどこに課題があるのか分析して、顧客セグメントと掛け算する(OUTPUT:顧客セグメントxバリューチェーンのマトリクスに課題をマッピングしたもの)
    5. 競合調査(OUTPUT:顧客セグメントxバリューチェーンのマトリクスに競合をマッピングしたもの)

2.「戦略設計」

第2ステップでは、顧客セグメントxバリューチェーンをもとに、3つの問いに答えます。

    • どこを狙う?
    • どんな価値を提供する?
    • どう差別化する?

1つ目と2つ目の問いは、構造化がちゃんとできてれば自然と答えが見える場合が多いです。ただし、3つ目は自社の強みなど3C分析に基づいて「勝ち方」を考えなければなりません。

3.「具体化」

最後は、本気で実行するための体制構築と実行プラン策定。また、収益面からビジネスとして成り立つのか分析します。

結論:けっきょく大切なのは「構造化」

文章量から分かるように、はっきり言って「構造化」が一番大切です。研究でいうところの「解くべき課題を見極めるフェーズ」に相当します。構造化が出来てれば自然と戦略設計できますし、戦略設計できれば芋づる式に具体化も進みます。

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