COVID19で経済悪化や不安が広がっているこのご時世だからこそでしょう、京都の大垣書店では「心配事の9割は起こらない」という1冊の本が大きく取り上げられていました。

なかなかキャッチーなタイトルに思わず「え〜、そうなのかなぁ、言われてみればそうかも」などと思いつつ手にとって読んでしまいました。
その中で、よさげな言葉群の中から1つだけ特に強烈だった言葉が「足ることを知る」です。
自分のやりたいことがあり、どんなときに満たされた状態になるのか、「足ること」を知れば心は安らかで幸せを感じられる。その一方で、取り立てて目的や欲しいものもないのに、お金を追い続けて、いつ満たされるのかわからない、いつまでも満たされない姿は不自由である、と述べられています。
もちろん、成功したい!という気持ちを抱え、高い目標を掲げてトライすることは素晴らしいことです。この言葉はそういった志を否定するものではないでしょう。ただ、手段が目的化したり、満たされることのない欲を掲げるのは控えようということですね。
目的や自分のやりたいことを持ち、何をもって自分自身は満たされるのか見失わず、挑戦する生活を送りたいものです。
心配事の9割は起こらない(三笠書房)https://t.co/UaweKdNjGy
— 岡本大和 on ロードローラー (@RoadRoller_DESU) November 24, 2020
心配事がなくなるとは言わないけど、日頃から「気をつけてみよう」と思える教示がチラホラとありました。あとは「う、まるで自分のこと言われてるみたい」と感じるシーンもいくつかww#数百ページから私が選んだ珠玉の3行 pic.twitter.com/Gjrs1wRpxt