非常に難しい本を読んだ。
いや、正確には読めなかった。哲学的思考が濃いためか、途中から正しく筆者の伝えたいことを捉えることが出来なくなった。それがコチラの本。
「待つ」ということ/鷲田 清一
簡単に気に入った内容を箇条書きする。
- 待たなくてよい社会になった
- 待つことができない社会になった
- 仕事に関わるキーワードは接頭語「プレ」が付くものばかりで、近代の前のめり姿勢を顕著に表している
- 現在情報から未来を先取りして、偶然をあてにしない風潮になった。
- この未来とは、時間軸の意味で、本当に未来なのだろうか。
- 予兆も予感もないところで身を開いた状態にする行為が「待つ」ことである
この本のなかで感銘を受けた言葉があったので紹介したい。
「待つことは、自分は想われているかと疑わせる。しかしまた、待つことは、自分が想っていることを確信させる。」
人間関係は勿論のこと、仕事やスポーツでも「すぐ結果を出せ」とせっかちな現代ですが、この考え方ができれば豊かな時間が増えると思う。
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